上杉の城下町 道の駅米沢
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2022年6月12日

前田慶次411回忌供養祭

6月4日。何の日かご存知ですか?
前田慶次が亡くなった日とされています。

 

前田慶次といえば、漫画「花の慶次」の主人公で、全国の諸大名との逸話や奇行が数多く伝えられる傾奇者(かぶきもの)と呼ばれていた武将ですね。

実は米沢にかかわりのある人物なんです!

 
前田慶次は、上杉家・直江兼続との親交を深め、兼続の主君上杉景勝と接し、武と真義を誇る景勝に惚れ込んで、上杉家に仕えたんだとか。

上杉家は関ヶ原の戦いに敗戦し、米沢に移封となりますが、前田慶次は最後まで上杉家に仕え、

晩年を米沢で過ごしたそうです

 

米沢市堂森山近くの清水のほとりに庵(無苦庵)をかまえ、風化吟月を友とし、近隣住民と交流を深め、悠々自適の生涯を送ったといいます。

慶次が過ごした近くにある堂森善光寺の境内には「前田慶次供養塔」が建てられ、毎年6月に供養祭が行われているんだとか。

 

 

しばらく新型コロナウイルス禍で開催できていなかった供養祭ですが、今年は3年ぶりに開催されるということで、通販部スタッフKが参加してきました!

 

会場の堂森善光寺は道の駅米沢から車で5,6分!意外と近くにあるんですよ。

当日は雲一つない良いお天気☀慶次も喜んでいるんでしょうか。
お寺のある堂森山の周りは、見渡す限り田んぼ!(笑)そんなのどかーな風景の中、駐車場から歩いてお寺に向かいました。

 

お寺の前の仁王門をくぐると既に多くの参加者の列!😲

供養塔の側に阿弥陀堂があるのですが、お堂の縁側?回廊?部分には人だかりが!観客席のようになっています(笑)

 

さらに驚いたのは参加者の皆様のファッション

「傾奇者」と書かれた羽織、トラ柄の羽織、「花の慶次」のプリントTシャツ、人形や槍を持参されている方など、皆さん思い思いの衣装で参加されておりました‼中には「慶次郎」の首輪をしたかわいいワンちゃんまで😍

 

そんな慶次への愛にあふれる会場で、道の駅ジャンパーの私。
この場にいていいのか心配になりました…😂

 

ソワソワしながら待っていると、ご住職の登場!法要の開始です。

供養塔前でお経が上げられます。お経後は参加者による焼香。供養祭には

米沢のゆるキャラかねたんとけーじろー、慶次ファンを公言する格闘家の角田 信朗さんも参加されていました!

お寺の入り口付近まで焼香の列が続き、皆さん真剣に手を合わせていらっしゃいました。

 

 

会場では「花の慶次」グッズや前田慶次にちなんだお菓子、お酒が販売されていました。

道の駅米沢でも人気のお菓子を作っている永井屋さんも出店されてました!
供養祭のための特別なお菓子だそうです😲

 

前田慶次の人気がここまでとは…‼始終ファンの皆さんの慶次愛に圧倒された一日でした😂

「北斗の拳」の原哲夫さんが描いた漫画「花の慶次」や、タイアップしたパチンコ「花の慶次シリーズ」からファンになった方が多いんだとか。

 私も今度原作を読んでみようかな…🙄

 

今でこそ知名度・人気のある前田慶次ですが、漫画の連載前までは無名武将だったんだそう。

実は慶次に関する歴史的史料はきわめて少なく、未だ謎が多い人物なんです。

 

虚実は別として全国に逸話が残り、多くの小説や漫画に取り上げられているということは、人々が語りたくなるような魅力的な人物だったんでしょうね。

そんな人物が米沢で暮らしていたと思うと、なんだか感慨深いものがありますね‼

 

 

道の駅米沢でも「花の慶次」のパッケージの日本酒、慶次をイメージしたサラミ、「けーじろー」のキーホルダーなどなど、前田慶次関連の商品を販売しております‼

今回は会場に行けなかったという慶次ファンの皆様はぜひチェックしてみてくださいね🤗

⇨前田慶次関連グッズはこちら⇦

 

さらに前田慶次ファンにおすすめしたいのが、米沢市東にある宮坂考古館

前田慶次が所用したと伝えられる甲冑や徳利、笠、書状が収蔵されています。慶次が惚れ込んだという上杉景勝の甲冑や、あの上杉謙信の甲冑まで展示されています。

慶次ファンの方だけでなく歴史好きな方にもぜひ訪れて頂きたいスポットです!

前田慶次に思いをはせて米沢をめぐってみるのもいいですね。皆様のお越しを道の駅米沢でお待ちしております🤗