素材からのこだわり「虎屋菓子店」

オンラインショップではただいま、定期便フェアを開催中です！

その中でも、スタッフイチオシの「銘菓めぐり」は米沢の老舗菓子店のお菓子を詰め込んでお届けする、お菓子好きにはたまらない定期便です🍬🍰🍫

米沢藩の財政を立て直した名君として知られる上杉鷹山は、敬老精神を奨励し、敬老会で酒や菓子でもてなすなど、お菓子作りを大事にしたとされます。そのため城下町米沢には、上杉鷹山公がお菓子作りを許可した老舗菓子店が軒を連ねているんです。

そんな米沢で昔から愛されるお菓子やお店の魅力をお伝えできればと思い、またまた取材へ！（決してお菓子が食べたいからとかでは…🤤）

お店は上杉神社のお堀のすぐそば。
上杉神社北側の駐車場に大きな看板が。その裏にお店がありました。

お話をお伺いしたのは虎屋菓子店３代目、後藤社長。

創業は70年ほど前だそう。現社長のお祖父さん、初代社長がお店を開き、以来変わらず、この場所でお店を営業されています。
「虎屋」という店名は初代社長が寅年だったことから付けられたそう🐯

お店のお向かいにある建設会社「後藤組」さんとは初代社長同士がご兄弟だそう！
ご近所でお店を経営されていたんですね。ちなみに「後藤組」さんには道の駅米沢の敷地内の芝や樹木の管理をして頂いております。ご縁を感じますね！

上杉神社がすぐそばということもあり、店内には「上杉合戦太鼓」「上杉火縄銃」「景虎」など上杉家にちなんだユニークな名前のお菓子が並んでいます。

お店の一番人気は「黒糖饅頭」！北海道産のあずきを使った餡をしっとりもちもちの黒糖の生地で包んでいます。道の駅米沢でも虎屋さんの「黒糖饅頭」は販売していますが、日持ちさせるために本店のものとは少し配合が異なるんだそう！

社長のイチオシは「みにばーむ」！味は現在７種類と豊富で、色々な味が楽しめます。味噌味や醤油味などちょっと珍しい味も！

食感はしっとりふわふわ。個包装で食べきりサイズなので、お土産で配るのにもぴったりですね！
40年以上前から使っているバームクーヘン専用の機械で社長みずから焼き上げているそう。

お店のお菓子はすべて手作り！社長も含め、その道20年以上の職人さん３人でお菓子を作られているそうです。
後藤社長ご自身は東京の洋菓子店で修業を積まれた後、お店を継がれたそう！

この店内に並ぶお菓子全て手作りで、しかも少人数で作られているなんて、驚きです‼🙄

虎屋さんのこだわりは「材料」！
小麦粉一つとってみても、メーカーによる性質の違い、同じメーカーでも性質の違うものが何種類～十何種類もあるんだそう😲
その中から、価格の高い安いに関係なく、そのお菓子に合った材料を見極めて使用しているそうです。

季節によって寒暖差が大きい米沢。
夏は湿気で生地がだらけたり、冬は寒さで生地が締ったりするそうです。

そのため、生地のたて具合を変えてみたり、粉を多く入れてみたり、餡子の糖度を変えたりと、日々作り方を変えて、味を調整しているそう。

同じ分量・作り方でも同じ味にならないというのは驚きでした😮
気温はお菓子にも大きく影響するんですね。お菓子づくりの繊細さを感じます…。

今回は特別に、実際にお菓子を作っている様子を見せて頂けることに！お店の奥にある工場に案内して頂きました。

工場に入るとお菓子のいい匂～い😍 ジャズ？か何か楽し気な洋楽が流れ、アットホームな雰囲気でした♪

まず目に入るのはバームクーヘンの機械！40年以上前から使用されているということもあってかなり年季を感じます。機械は日本製なんだそう。写真も載せたかったのですが、企業秘密とのことで、シークレットで🤫

こちらは職人さんの手元。
スピーディーにかつ丁寧にどんどんお菓子が作られていきます。
生地から餡子から、すべて一からの手作りだそう。時間も手間もかかる大変な作業です。

お土産に「黒糖饅頭」を頂きました！我慢できずに、さっそく帰りの車で一口（笑）

1.2口で食べられる程よいサイズでふんわりと黒糖の味が広がります。餡はこしあんでしっとりなめらかで香りもいい‼
皮はもっちもち！普通の饅頭とは食感が全然違います！お茶や珈琲にも相性抜群です☕

お店には、他にもご紹介しきれないくらい、おいしそうなお菓子がたくさん並んでいました～🤤
SNSはされていないそうなので、気になる方はぜひ店舗へ足を運んでみてくださいね！

今回も拙いブログに最後までお付き合い頂きありがとうございました🙇‍♀️

虎屋さんのお菓子含む米沢銘菓をお届けする定期便「銘菓めぐり」も好評販売中です！

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