「みそ餅」の季節がやって来た！

❄️冬のごちそう、皆さまに
知っていただきたい美味しさです。

〜米沢で昔から愛されてきた「みそ餅」を
まだ知らないあなたへ〜

道の駅米沢で話題沸騰！山形・置賜の郷土食「みそ餅」って？

寒い季節になると、道の駅米沢でひときわ注目を集めるのが、山形県南部・置賜地方に伝わる冬の郷土食「みそ餅」。「ようやくこの季節が来たか！」と待ちに待ってたファンも多く、道の駅店頭でも売り切れてしまうことがあるほどの人気っぷりなんです。
「みそ餅って何？」という方にこそぜひ食べていただきたく、道の駅米沢が自信をもってオススメするのが、この「みそ餅」です。

🫘みそ餅とは？

山形県南部、米沢市を含む置賜（おきたま）地方に古くから伝わる冬の郷土食、「みそ餅」。
これは、もち米に特製の味噌と砂糖を練り込んで作られた、甘じょっぱくて香ばしいお餅です。

その昔、雪に閉ざされ、外へ出ることさえままならない冬を迎える前、置賜地方の農家さんたちは、大切な作業をしていました。
それは、自分たちで丹精込めて育てたもち米や自家製のお味噌に砂糖を合わせて作る、愛情たっぷりの「みそ餅」づくりです。
すでに甘じょっぱい味が付いているみそ餅は、食べるときに囲炉裏でサッと炙るだけ。この手軽さが忙しい農作業の合間に大助かりで、お腹をすぐに満たしてくれる心強い味方でした。
昔から、お餅は特別な日のごちそうでしたが、その中でも「みそ餅」は、大人も子どもも顔をほころばせる、みんなの大好物だったのです。

囲炉裏端やこたつのそばで、じっくり焼いて食べるのが昔ながらのスタイル。
火にかけると、味噌がじわっと焦げて香ばしい香りが立ちのぼり、もち米の甘みと味噌の塩気が絶妙なバランスで口の中に広がります。
その味は、どこか懐かしく、そして心まで温かくしてくれるような優しさがあります。

「みそ餅」は、ただの食べ物ではなく、冬の暮らしの中に根付いた「ふるさとの記憶」。
家族が集まる時間、雪景色を眺めながらのひととき、そんな情景とともに味わう、置賜のソウルフードなんです。

🌟選べる6つの味！みそ餅バリエーション

現在、道の駅米沢では6種類の「みそ餅」を販売中。
それぞれ個性豊かで、食べ比べも楽しいラインナップです。

みそ餅（プレーン）	昔ながらの優しい味わい
ごま入り	香ばしいごまの風味がアクセント
くるみ入り	ごろっとしたくるみの食感が人気No.1
青豆入り	優しい豆の風味とほくほく食感
しそ入り	さっぱり爽やかな後味が魅力
南蛮味噌入り（新商品）	三奥屋特製の「南蛮味噌」が入ってピリッとした辛味

不動の一番人気は「くるみ入り」。スタッフのお気に入りは「青豆入り」。
どれも美味しそうで迷ったら、人気の3種セット（ごま、くるみ、青豆）がオススメです！
先日発売されたばかりの「南蛮味噌入り」も取り扱いスタート！「南蛮味噌」自体は激辛ですが、みそ餅の中に入ると、甘さの中にピリッとした辛さがちょうど良く感じられる絶妙なバランスで、これもクセになる美味しさです。

🔥美味しく焼くコツも伝授！

美味しく焼くのがちょっと難しいという声も聞かれる「みそ餅」ですが、ちょっとした工夫で上手く焼けるんです。

1. 電子レンジで10〜20秒予熱してください。
耳たぶくらいの柔らかさが目安です。
予熱しすぎると全体が溶けてしまうので注意！
2. フライパンやホットプレートで焼きながら、こまめに反転させましょう。
ちょっと目を離すと焦げちゃうので気を付けて。
3. 全体がトロッと柔らかくなったら完成です！
少し焦げ目が付くくらいの方が香ばしくてオススメ。

↓ これくらい焼くと、外はカリカリ、中はモッチモチで、この食感がたまりません！↓

😋スタッフが初めて食べてみた感想は…

米沢出身ではないため今まで「みそ餅」のことを知らなかったスタッフが、「んまいがら、食ってみろ！」と言われて、生まれて初めて「みそ餅」を実食してみました。

「（モグモグ…）んんー、これ美味しい！」

しょっぱ過ぎず、甘過ぎず、本当にちょうどいい「甘じょっぱさ」。
電子レンジで軽く温めてからフライパンで焼いてみましたが、熱が加わるにつれ味噌の香りがフワッと広がり、食欲をそそります。
今回食べたのは「青豆入り」でしたが、豆の風味と食感が絶妙で、濃いめの緑茶と一緒にいただいたところ、さらに美味しく感じられました。
「酒の肴にも合うらしい」とも聞いたので、今度晩酌のお供に試してみたいです。